下剤の排便までの時間

センノシドや酸化マグネシウム、アミティーザはいつ排便を催すのか

下剤は大きく分けて刺激系下剤、浸透圧性下剤、その他(アミティーザ、リンゼス等)に分けられます。

アミティーザは腸内への水分分泌を促進することで自然な排便を促すので効果的には酸化マグネシウムなどの浸透圧性下剤に近い薬剤ですが、服用後どのくらいで排便がみられるのでしょうか。

各種下剤の作用発現時間(排便までの時間)をまとめました。

刺激系下剤

刺激系下剤は服用後、8時間前後で排便がみられますと説明していますが、調べてみるとこんな感じでした。

アローゼン:8-10時間 (アローゼンインタビューフォーム)

プルゼニド:8-10時間 (プルゼニドインタビューフォーム)

ラキソベロン:7-12時間 (ラキソベロンインタビューフォーム)

これらは就寝前服用での試験結果。
寝ているときは大腸の動きは抑制されるので、昼間飲むともう少し早く効きそう。

アミティーザ

排便時間の中央値が、プラセボ28.8時間に対し、
アミティーザは13.1時間。

また、服用後24時間以内に排便がみられた患者は第Ⅱ相試験で75%、第Ⅲ相試験で58.1%。

服用継続により、1週間に5-6回の排便が継続する。

(アミティーザインタビューフォーム)

浸透圧性下剤(酸化マグネシウム)

信頼できるデータが見つかりませんでした。

参考
マグラックス錠250mgを用い常習性便秘を対象とした2施設46例のクロスオーバー比較試験の臨床試験において、改善以上の改善率は87.0%(40/46)であった。
マグラックス錠330mgを用い常習性便秘を対象とした2施設49例のクロスオーバー比較試験の臨床試験において、改善以上の改善率は93.9%(46/49)であった。(マグラックス添付文書)

レシカルボン

腸内でガスを発生させて割りと早く便意を催す。

ビーグル14匹に使用後、排便までの平均時間は18分。

(新レシカルボンインタビューフォーム)


リンゼス

72%の人が服用24時間以内に排便がみられた。

詳細なデータがないためどのくらいの時間に集中しているか不明。

テレミンソフト(ビサコジル)

薬理作用的には刺激系下剤に分類

直腸坐剤とすれば15~60分以内に作用が現れるとされている。

(テレミンソフトインタビューフォーム)

まとめ

センナリド:8-10時間後
アローゼン:8-10時間後
ラキソベロン:7-12時間後
レシカルボン:20分前後
テレミンソフト:15-60分

酸化マグネシウム、アミティーザ、リンゼス:刺激系でないため、服用後何時間という目安はあまりないが、24時間で排便がみられるようになる人が多い。

 2017/06/08

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