介護保険のオンライン請求への切り替え手順

介護保険請求をオンライン請求に切り替える手順

本日は介護請求のオンライン化について。

今後薬局が生き残っていくためには在宅業務は必須になっていくことは言うまでもありませんね。

みなさんの薬局はひと月に何件の介護請求がありますでしょうか。
数件~十数件の薬局が多いのでないかと思います。
この程度の数でしたら、オンラインにする手間を考えると、紙媒体での請求で十分かと思います。

これが施設丸ごと在宅として引き受けると、突如に100件近くになることもあるかと思います。


当薬局も在宅患者数増加に伴い、いままで紙レセで行っていた介護請求をオンライン請求に切り替えることになりました。


以下が実際に行った介護保険請求オンライン化するまでの流れです。(H27.4実施)

    インターネット環境、PC動作環境の確認(電子請求受付システムHPに記載あり)

    国保中央会介護伝送ソフトの申込み(ソフト147000円、代引)

    伝送ソフトが届いたら請求に使うPCにインストールする。(初回起動時に⑥のID,PWが必要になるのでここではインストールまで)

    千葉県国保連合会に請求媒体変更届FAX(各県により名称が多少異なる)

    後日電子請求登録結果に関するお知らせが届く。

    電子請求受付システムHPにアクセスし、⑤の電子請求登録に関するお知らせに記載されているID及びPWを用いてログインする。

    新規パスワードを設定する。(このID,PWは今後請求などで使うので大切に保管)

    電子請求受付システムHPでログインし、「導入マニュアル」を必要に応じてダウンロード。

    ③でインストールした伝送ソフトを起動し、IDなどの事業所設定を行う。

    テスト請求を行う。(レセコンにより操作が違うので、わからない場合はレセコン会社に問い合わせ)

    電子請求受付システムHPにて電子証明書の発行申込みを行う。(⑧の導入マニュアルに手順記載あり)

    電子証明書発行が完了すると、伝送ソフトのメールボックスに通知メールが届く。(受信ボックスの更新は毎回手動で「送受信」をクリック)

    介護電子受付システムから電子証明書をダウンロードする。(発行手数料は初請求の際に相殺、ただし請求額が少なく、それに満たない場合は注意。数か月分貯めて一度に請求してほしいとのこと。)


以上が一連の流れです。

薬局での業務を少しでも効率化し、時間を捻出し、在宅業務にもっと取り組めるようにしていきたいもんです。


※オンライン化に必要な様式、申込書等は以下のリンクより。
リンク

 2017年1月19日

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