漢方薬の味 飲んでみた感想と添付文書の記載
大人は不味くても飲めると思いますが、麻黄湯、抑肝散などは小児に出ることもあるので実際に味見してみたときの記録。
一応添付文書の記載も。
※記載ないものはツムラのもの
一応添付文書の記載も。
自分で飲んでみた感想
麻黄湯
ケイヒ(シナモン)の風味と若干の甘味を感じられるが、後味はやや苦め。
乳児~幼児に対して処方されていることも多々見るが、飲めなかったという話はほとんど聞かない。
葛根湯
麻黄湯と同じ様な味。(成分ほとんど同じだし)
抑肝散
セロリ臭、味も臭いの通り若干セロリ。苦味はなく甘い。
苦くないのでセロリが苦手でなければ飲みやすいと思われる。
桂枝加芍薬湯
漢方独特のにおいはあるが、突出して癖のある臭い・味はなく、甘くて飲みやすい。
ヨクイニンエキス錠(コタロー)
ポン菓子(人参袋のやつ)の甘さ控えめバージョン
ツムラの添付文書上の味
ア行
温清飲:苦い
越婢加朮湯:わずかな甘味と渋味
黄耆建中湯:苦味と甘味
カ行
葛根湯:辛い
葛根湯加川芎辛夷:辛い
甘麦大棗湯:甘味
桔梗湯:甘い
桂枝加竜骨牡蛎湯:甘くて辛い
荊芥連翹湯:苦味を帯びて特異である
呉茱萸湯:苦味
五苓散:わずかに辛い
五虎湯:甘くて渋い
サ行
柴胡加竜骨牡蛎湯:わずかに苦い
柴朴湯:わずかに甘くて渋い
小青竜湯:わずかに酸味があって甘い
小柴胡湯加桔梗石膏:苦い麦門冬湯:甘い
小建中湯:甘味とわずかな辛味
消風散:わずかに甘くて苦い
芍薬甘草湯:わずかに甘い
十味敗毒湯:渋い
辛夷清肺湯:苦い
タ行
大建中湯:甘くて辛い
当帰飲子:わずかに甘い
当帰四逆加呉茱萸生姜湯:わずかに甘く、辛い
当帰芍薬:わずかに渋い
ナ行
ハ行
半夏瀉心湯:わずかに甘くて辛い
麦門冬湯:甘い
マ行
麻黄湯:わずかに甘くて渋い
ヤ行
抑肝散:わずかに甘くて渋い
抑肝散加陳皮半夏:わずかに渋い
ラ行
苓甘姜味辛夏仁湯:辛くて強い酸味がある
六君子湯:甘い