頻尿患者にベサコリン

頻尿患者にベサコリンで症状改善はみられるのか

過活動膀胱による頻尿に対しては通常抗コリン薬が処方される。

ただし、たまに作用が正反対のベサコリンやコリンエステラーゼ阻害薬のウブレチドなどが処方される場合がある。

それでなくても頻尿で嫌になっているのにベサコリンで本当に症状改善がみられるんでしょうか?


排尿障害とは

頻尿も排尿の障害なので排尿。
排尿障害は畜尿、排尿の障害によって様症状がみられる。

①畜尿がうまくいかない場合
・頻尿
・失禁

②排尿がうまくいかない場合
・勢い低下
・残尿感
・排尿後尿滴下(いわゆる追っかけ漏れ)

頻尿は過活動膀胱などにより膀胱の異常収縮が起こることで生じるため通常抗コリン薬により平滑筋の収縮を抑える。

しかし、中には排尿がうまくいかず、残尿があるために頻用となる人がいるためこのような場合は抗コリン薬とは正反対のベサコリン、ウブレチドが処方される。

ただし、有効性に関しては明確なエビデンスがない模様。



ベサコリンの有効性

頻尿症状に対してベサコリンやウブレチドは、膀胱平滑筋収縮を強める作用はあるものの、排尿を促進し頻用を改善する効果は明らかでないようです。

ただし、α遮断薬との併用で有効であるとの報告もある。

参考:国立長寿医療センター泌尿器科 マニュアル


あまり参考になる文献が見つかりませんでした…
また何か見つかったら更新予定。

うちに来る患者さんはベサコリン+エブランチルのパターンをよく見ますが、改善したって人を見たことがないです。

でも頻尿が悪化したっていう話もされたことない。

せっかく膀胱収縮させても排尿が改善しない、でも頻尿も悪化しないのがよくわかりません。



 2017年6月28日

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