β刺激薬(SABA)のアシストユース

発作時以外にも有効? COPD患者に対するSABAのアシストユースとは


呼吸器の勉強会で短時間作用型は発作がひどくなってからでは効きにくいため、悪化する前に使用するほうがよいという話があった。(古い文献で科学的根拠はなし)

また、COPD患者に対して運動や入浴の前に短時間作用型β刺激薬(SABA)を使用することで、運動や入浴を楽にするアシストユースという使い方について説明がありました。

SABAは必要最小限に抑えるものだと思っていたのですが、こんな使い方もあるのかと気になったので調べてみました。


アシストユースとは

COPD患者は症状が悪化していくと軽い労作でも息切れ・呼吸困難が出てしまうことがある。

労作前にSABAを投与することで労作時呼吸困難を軽減できるとの報告があり、このような使い方をアシストユースと呼んでいる。

有効性

アシストユースを行うことで6分間の歩行距離、息切れの程度、身体活動量すべてにおいて有意に改善がみられたとする報告がある。
(短時間作用性吸入β2刺激薬のアシストユースと呼吸リハビリテーションが重症COPD患者にもたらす効果 第50回日本理学療法学術大会)


ドーピングの禁止薬物になるのも納得ですかね・・・

発作時はもちろんSABAの使用が推奨されている。
ガイドラインでは憎悪期は気管支拡張薬の増量・回数増加が不可欠であり、SABAが使用されることが多いとなっている。

 2017/12/20

関連記事