外来服薬支援料に対する公費の適応

処方箋なしで算定する外来服薬支援料は、難病や自立支援、重度心身障害者医療費助成などの公費を用いてよい?

外来服薬支援料は医療機関や家族等の求めに応じて、服用薬の整理等を行った場合に算定できる。(詳細はこちら:外来服薬支援料)

ふと疑問に思ったのが、この185点、処方箋ないのですが、保険は何を選べばいいのか。

その他、処方箋なしで算定する可能性のある点数

・外来服薬支援
・服用薬剤調整支援1
・経管投薬支援料
・在宅関連


公費がない患者さんであれば通常の保険で1-3割負担でよいが、自立支援や重心を持っている場合はそれを適応してよいのでしょうか。

自立支援はその薬剤でなければダメなような感じもありますが、重心はすべての処方に適応されるので使えそうな気もするのですが・・・


関係各所に確認を行った回答は以下の通り。


重心の対象になるかどうか(支払基金回答)

重心の医療費請求は以下のようになっている。

とりあえず、支払基金に確認してみると、答えがないと言われました・・・・
ダメというルールもよいというルールもないそうで。
(違う回答されている方がいましたらご情報お願い致します)

上記回答であれば、とりあえず公費で請求しても問題にはならなそうですが・・・


経管投薬支援や在宅はなんとなく、元となっている処方に公費が適応されていればそのままで入力しますが、外来服薬支援はどうなんでしょうか。

難病は対象薬剤だけ? 重度心身であればなんでも無料で問題ない?

各種通知を見てみましたが見つからなかったので、とりあえず管轄となっている市町村と社保に確認してみたところ以下の回答。


市町村の回答

・某市町村の回答
決まりがないため、請求通りの処理をしている

・某支払基金支部の回答
決まりがなく、判断がつかない。請求通りの処理をしている。



なんとも曖昧な答えにですが、決まりがないのだからしょうがない。

在宅で処方なくても訪問した時は気にせず適応されている保険を使うので、それと同じと考えれば普段つかえている公費を使うことに違和感はないですし、そっちでも処理してもらえるのであれば患者負担も考えそれでいい気がする。
次に実際に支払う側の市町村。
ここも市町村によって答えが割れそうですが、私が確認したところは請求出来ている通りに処理をするとのこと。

ということは、公費でくれば公費でやってくれるということですね。


自立支援も市町村が主体なので回答は同じですかね・・・
さすがに関係のないところの処方薬ばかりでしたらどうなのかと思いますが・・・

前例ありましたらご情報お願い致します。



 2019年9月27日

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